フランス貴族の娘、おてんばルウルウが言いたい放題、やりたい放題、大人たちを翻弄する喜劇。
訳者の森茉莉は物語に惚れ込んで、翻訳を志願したそうですが、ちいさなルウルウに初老の茉莉は自分を重ねたのではないでしょうか。
薔薇十字社版の、堀内誠一の装丁も素敵ですが、新調された宇野亜喜良のカバーデザインも素敵です。
「マドゥモアゼル ルウルウ」 ジィップ
by hdkh
| 2019-10-14 20:36
| いろいろ