旅番組のような…

2002年に発表された村上春樹の長編小説「海辺のカフカ」
村上春樹お得意の舞台回しといい、異なる2つのストーリーの平行進行といい、のちの「1Q84」の下敷き的作品のようです。
グロテスクな場面や性描写に加え、メタファーを多用しすぎていろんな事が読者に伝わりにくい感じなど、好き嫌いが分かれる作品ですが、村上春樹らしい作品なのではないでしょうか。
サブストーリー的に登場する不思議なおじいさんや、気のいいにいさんの陽気なキャラクターなど細部にわたるギミックも魅力的ですが、唐突な展開や、最後にスッキリしなくてもオッケー派の人にはオススメです。個人的には、本題そっちのけで、この二人の旅番組のようなシーンがお気に入り。
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