悲劇

悲劇とはハッピーエンドに終わらず、大抵にして悲惨な結末になる物語。
とあるわけですが、人はいつの時代も悲劇を書き、悲劇を読むのは何故でしょう?
カートヴォネガットの分析によれば、悲劇にもいろいろな種類があるようです。
では、カフカの「変身」の場合はどうでしょう?
もともと仕事も上手くいかず毎日に不満を抱えて生きている。
そこに持ってきて朝起きると、毒虫に変身している。
高い所からいっきに転げ落ちる。
のではなく、最初から下の方にいるのに、さらに落ちていく...

取るとこなしです。最悪です。

多くのコンプレックスを抱え、繊細過ぎたカフカの、最もカフカらしい作品ですが
なりたくない主人公NO1!ですね。

ここまで言うと、ちょっと読みたくなりました?
...ならんか?

池田満寿夫のコラージュもシュール
「変身」フランツ・カフカ
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